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2011/09/28 (Wed)
有川浩さんの作品は「阪急電車」に続いて二つ目でした。
この作品は手話についての授業の中で先生が紹介したもの。
私はいつも本屋に行って、その場で読む本を決めるのですが
有川浩さんの作品は好きだったので、勧められるまま読むことにしました。

素直な感想として、暖かいラブストーリーでした。
きっかけは手話や聴覚障害についての授業で、
実際に聴覚障害をもった女の子がヒロインですが、
そのことを押し出すわけでもない、素敵な恋のお話だと感じました。
内容も重たい印象はなく、とても読みやすいもの。

有川さんもあとがきで述べていたように、ひとみはごく普通の、等身大の女の子。
ただちょっとハンデがあるだけ。
そんな言い方は軽いかもしれないけど、
ハンデをいい意味で軽いものだと考えられるようになりました。
健聴者だからそう言えるのかもしれないけど、
それでもハンデがあっても等身大な女の子には変わらないんだ、
と思うことはいいことだと思います。

もうひとつ学んだのは、ハンデを楯にするべきじゃないってこと。
私は何か悪いことがあるとすぐ悲劇のヒロインを演じてしまうんです。
でもこの作品を読んで思いました、くだらないな、と。
悲劇がなんだ、ハンデがなんだ、辛い過去がなんだ。
そんなのみんなにだってあるし、楯やささくれのように、
武器として使うものじゃないんです。
相手にそういったことを話すのはもちろん駄目ではないし、必要なときもある。
けど、それを武器として使うのは違う、そう感じました。

今まで恋愛ものを読むとどこかで主人公の男性に惹かれていたのですが、
今回私は伸同様に、ひとみの言葉に惹かれていました。
やっぱり言葉はすごいんだな、素敵なものだな、と。

以上、つたないながらも初レビューでした。
いつかひとみさんのような素敵な言葉で書ける日が来ますように。
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